「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」 4‐6
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
「学(sikkhā)」は、学ぶべき、という意味を持つ;
「処(padaṃ・足)」は、これを経路、足がかりとするべし、という意味を持つ。
<学の処>で「学処」となり、すなわち、<学に到達する方法>という意味になる。
(学処は)または「根本、依止、住立処」とも言う。
学処を離れる事は、「離学処」と言う;
または第二番目の誦法:
viramaṇīsikkhāpadaṃ(離学処、学処を離れる)を採用する。
「私は受持する(samādiyāmi)」とは、私は完全にそれを採用するという意味となる;
すなわち、違反しない、という目的の為に、不破、無斑点を保持する事を、言う。
(4-7につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>