南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」 4‐6

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

「学(sikkhā)」は、学ぶべき、という意味を持つ;

「処(padaṃ・足)」は、これを経路、足がかりとするべし、という意味を持つ。

<学の処>で「学処」となり、すなわち、<学に到達する方法>という意味になる。

(学処は)または「根本、依止、住立処」とも言う。

学処を離れる事は、「離学処」と言う;

または第二番目の誦法:

viramaṇīsikkhāpadaṃ(離学処、学処を離れる)を採用する。

「私は受持する(samādiyāmi)」とは、私は完全にそれを採用するという意味となる;

すなわち、違反しない、という目的の為に、不破、無斑点を保持する事を、言う。

(4-7につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>