南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

《Vipassanāハンドブック》8-4(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

3、14種類の不善心所(pāpa-hati)。

すなわち:

貪(lobha)、瞋(dosa)、痴(moha)、

邪見(diṭṭhi)、慢(māna)、嫉(issā)、

慳(macchariya)、悪作(kukkucca)、

無慙(ahirika)、無愧(anottappa)、

掉挙(uddhacca)、昏沈(thīna)、

睡眠(middha)、疑(vicikiccha)。

4、25種類の善心所(kālyaṇa-jātika)。

すなわち:

無貪(alobha)、無瞋(adosa)、

無痴(amoha)、信(saddha)、

念(sati)、

慙(hirī)、愧(ottappa)、

捨(tatramajjhattatā)、

身軽安(kāyalahutā)、

心軽安(cittalahutā)、

身柔軟(kāyamudutā)、

心柔軟(cittalahutā)、

身適業性(kāyakammannatā)、

心適業性(cittakammannatā)、

身練達性(kāyapāgunnatā)、

心練達性(cittapāgunnatā)、

身端直性(kāyujukatā)、

心端直性(cittujukatā)、

正語(sammāvācā)、

正業(sammākammanta)、

正命(sammā-ājīva)。

 

(上記の三種の心所:正語、正業、正命とは、すなわち、三種の禁戒である)。

最後の二種の善心所は、悲(karuṇā)と喜(muditā)で、この二種の心所は、また、無量心所(appamañña)とも言われる。

(8-5につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<《Vipassanāハンドブック》 (原題 Vipassanā Dipanī)

Ledī sayādaw著 中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>