<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
非梵行学処には、二種類の構成要素がある:すなわち、
『淫を行したい心、及び道によって入道する事』。
欲邪行(学処)には、四つの構成要素がある:すなわち、
『淫を行してはならない対象、当該の対象に対して淫を行したいという心があり、淫行の加行(努力)があり、道【性交管道】に入道する事。』
この四種類の構成要素は、諸々の註釈書においても、記載が見られるものである。
《疑惑度脱》の中で、非梵行学処には、二種類の構成要素があると、述べられている:
「淫を行する心、及び道をもって入道する事」。
この内で、「淫を行する心」とは、受楽の心を言い;
「道でもって入道する」は、性交管道でもって、性交管道に入ることを言い、女性かまたは雌の衆生では、口、産道【生殖器、女根】と肛門という三種類の管道があり、男性または雄の衆生場合、生殖器【男根】と肛門の二種類の管道がある。
(5-14につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>