南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」5-14

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

彼(彼女)たちが、道によって入道するというレベルに到達し、かつ、受楽がある時、すなわち、罪を犯す(+と判断される)。

いわゆる「道によって入道すると言うレベルに到達」とは、己自身の性交管道が、相手の性交管道に、ゴマ粒ほど大きさ、進入したものを言うが、それは罪となる(避妊具を用いていても)。

しかし、非常に小さな動物で、それらの口などが小さすぎて、人類の性交の管道となれない場合は、それらは不浄行の対象とはならない。

以下の状況においては不犯:

1、知らない者ーーすなわち、熟睡者等。すなわち、攻撃を受けた時に、(完全に)知らない者。

2、不受楽者ーー知っていたとしても、彼(+彼女)は全く享受することなく、完全に楽受がない時。

3、精神病者

4、乱心者。

5、極度に痛苦な者。

(5-14につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>