「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」5-14
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
彼(彼女)たちが、道によって入道するというレベルに到達し、かつ、受楽がある時、すなわち、罪を犯す(+と判断される)。
いわゆる「道によって入道すると言うレベルに到達」とは、己自身の性交管道が、相手の性交管道に、ゴマ粒ほど大きさ、進入したものを言うが、それは罪となる(避妊具を用いていても)。
しかし、非常に小さな動物で、それらの口などが小さすぎて、人類の性交の管道となれない場合は、それらは不浄行の対象とはならない。
以下の状況においては不犯:
1、知らない者ーーすなわち、熟睡者等。すなわち、攻撃を受けた時に、(完全に)知らない者。
2、不受楽者ーー知っていたとしても、彼(+彼女)は全く享受することなく、完全に楽受がない時。
3、精神病者。
4、乱心者。
5、極度に痛苦な者。
(5-14につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>