<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
「その内の、上記の『滅擯』とは、『障礙滅擯(kaṇṭakasikkhāpada)』に言われる所の、三種類の滅擯の内の、形相滅擯(liṅganāsana)を言う(注1)。
(注1)ここには、
共住滅擯(saṃvāsanāsana)、
形相滅擯(liṅganāsana)と
処罰滅擯(daṇḍakammanāsana)という、三種類の滅擯がある。
その内、不見罪などで挙げられた場合(=直接見られていないが、犯戒を責められた場合)は、共住滅擯と言う。
『汚行者を滅擯すべし。あなた方は・・・(意味不明につき略)』と言われた時は、形相滅擯となる。
『賢友、サーマネラよ。
これより先、あなたは世尊を導師と呼んではならない』、これを処罰滅擯という。
形相滅擯は、袈裟を脱いで、サンガを追われる事を言う。
(5-26につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>