<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
比丘尼を淫汚する者であって、その内の欲楽は、非梵行として理解する。
(沙弥が違反して)非梵行者になった場合、未来において(+戒を)守護し、(+出家したいと)思うならば、(+未来において)帰依や具足戒を受けることはできる。
しかし、比丘尼を淫汚した者は、未来において守護したいと思っても、出家することはできないし、況してや、具足戒を受ける事は決してできないのである!
これが『比丘尼を淫汚した者』の義(=意味・内容)である。
以上は、10支それぞれに分けて説明をした事を知るべきである。
(5-30につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>