<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
3.
問:
仏陀は、比丘が女性と話をする時には、何に注意をして、どのような内容を話すようにと、規定しましたか?
答:
仏陀は、貪染の心で、女性に粗悪な言葉、淫蕩な言葉、感情的・気を引く言葉、軽薄な言葉を使ってはならない、と規定した。
また、女性に対して、己の淫欲に奉仕する為、女性に対して己に供養する様に要求してなならない、と規定した(僧残余)。
また、仏陀は、比丘が女性と話をする時は、正念を保つべきであると、教誡した。
4、
問:
私の父親と母親は、五年前に離婚しました。父親は年老いたので、母親に戻って来て欲しいのですが、尊者、あなたが母親に父親の所に戻るよう説得して下さいませんか?
答:
仏陀は、比丘は仲人になってはいけないと規定した。
すでに離婚した夫婦を、元に戻すという事は、仲人をしたことになり、それは僧初余罪になる。
故に我々は、あなたの母親に、夫の所へ戻るよう、勧める事はできない。
(6-4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>
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