南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」6-3

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

3.

問:

仏陀は、比丘が女性と話をする時には、何に注意をして、どのような内容を話すようにと、規定しましたか?

答:

仏陀は、貪染の心で、女性に粗悪な言葉、淫蕩な言葉、感情的・気を引く言葉、軽薄な言葉を使ってはならない、と規定した。

また、女性に対して、己の淫欲に奉仕する為、女性に対して己に供養する様に要求してなならない、と規定した(僧残余)。

また、仏陀は、比丘が女性と話をする時は、正念を保つべきであると、教誡した。

4、

問:

私の父親と母親は、五年前に離婚しました。父親は年老いたので、母親に戻って来て欲しいのですが、尊者、あなたが母親に父親の所に戻るよう説得して下さいませんか?

答:

仏陀は、比丘は仲人になってはいけないと規定した。

すでに離婚した夫婦を、元に戻すという事は、仲人をしたことになり、それは僧初余罪になる。

故に我々は、あなたの母親に、夫の所へ戻るよう、勧める事はできない。

(6-4につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>