先日このブログでも触れましたが、中国仏教協会の会長(=主席)が辞任に追い込まれました(『中国よお前もか』参照の事)。
14億の国民、または1億人の仏教徒を統率する中国仏教協会長のセクハラ(性行為強要)が、二人の勇気ある尼僧によって告発され、公になったからです。
習主席の後ろ盾があった僧侶だそうですが、持ちこたえられなかった様です。
彼は有能であったのでしょう。
各種の重要な職も歴任しています。
しかし、仏教界で指導者のセクハラというのは、誰が見てもアウトでしょう。どの様な言い訳もありえません。
彼は、説法が上手だったでしょうか?
組織拡大に手腕を発揮したのでしょうか?
有能だけでは仏教の指導者にはなれない。
仏法の下において、まずは戒を守り、誠実たれ!
この一言に尽きます。
尚、朝日新聞北京支局の記者は解任された釈学誠を、学氏と表記していました。明らかな間違いです。中国・台湾の出家者比丘・比丘尼は<釈姓>を名乗る事を知らないが故の誤記だと思います。