南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-2)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

《諦相応・転法輪経》(Dhammacakkappavattana Sutta)の中で、仏陀は、四聖諦の内のそれぞれの諦に関して、それらを証悟する所の、特定の任務を完成させなければならない、と強調している:

1)この苦聖諦は、遍知されなければならない(pariññeyyaṃ)。

2)この苦の集聖諦は、断じ除かれなければならない(pahātabbaṃ)。

3)この苦の滅聖諦は、証悟されなければならない(sacchikātabbaṃ)。

4)この、苦の滅に導き至る所の道聖諦は、修習されなければならない(bhāvetabbaṃ)。

(3-3につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<パオ・セヤドー著『涅槃証悟の唯一の道』 (原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>