<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
苦の滅に導き至る道聖諦は修習されなければならない
苦の滅に導き至る道聖諦とは、すなわち八支聖道(aṭṭhaṅgika ariyamagga)である:
1、正見(sammā-diṭṭhi)
2、正思惟(sammmā-saṅkappa)
3、正語(sammmā-vācā)
4、正業(sammmā-kammanta)
5、正命(sammmā-ājīva)
6、正精進(sammmā-vāyāma)
7、正念(sammmā-sati)
8、正定(sammmā-samādhi)
必ず、上記の八支聖道を修習しなければならない。
《中部・小智解経》(Cūḷavedalla Sutta)によると、聖道の八つの項目の要素は、三蘊に相当する:
1)正語、正業、正命は、戒蘊(sīlakkhandha)に相当する。
2)正精進、正念と正定は定蘊(samādhikkhandha)に相当する。
3)正見と正思惟は慧蘊(paññākkhandha)に相当する<注4>。
<注4>:《清浄道論・一種等決定論》(Ekavdhādivinicchayakathā)は、この経文の段落を引用して聖諦の解説をしている。
(3-11につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>