<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
如是諸蘊之生滅(これが諸蘊の生滅である)
”これは色の集、これは色の滅、これは受の集、これは受の滅などとして、知見しなければならない”
と言う。
この事は、二種類の生滅(udayabbaya)(注17)を了知し、照見する事を意味する:
<注17>縁の生滅と刹那生滅:《大念処経》の義註では、シャーリプトラ尊者の《無礙解道・生滅智義釈》(Udayabbayaññāṇaniddeso)の中に書かれてある解釈を引用し、かつ《清浄道論・生滅智論》(Udayabbaya‐ñāṇakathā )の中のにおいて、すでに詳細に分析された内容について、言及している。
(3-32につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>