南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(7-3)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

第一節 観業処の第一段階

《大念処経》の中において、仏陀は四種類の随観と了知を用いて、三種類の遍知を教え、指導している。

第一段階では、彼は知遍知(ñāta pariññā)を身(kāya)の随観として教える:

【[1.1]この様に、または内(ajjhattaṃ)の身随観身(kāye kāyānupassī)において住し、

[1.2]または、外(bahiddhā)の身随観身において住し、

[1.3]または内外(ajjhattabahiddhā)の身随観身において住する。】

(7-4につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>