『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(7-13)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
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四界分別詳細法
《中部》の《大教誨ラーフラ經》(Mahārāhulovāda Sutta)と《界分別經》(Dhātuvibhaṅga Sutta)の中において、仏陀は、42身分の方法でもって、四界分別を教えているが、同時に《清浄道論》の中においても、説明が施されている。色法の修習を確実に完成させるために、我々は以下の様な討論をしたいと思う。
地界の20の部分
1)頭髪(kesā)。2)体毛(lomā)。
3)爪(nakhā)。4)歯(dantā)。
5)皮膚(taco)。6)肉(maṃsaṃ)。
7)筋腱(nahāru)。8)骨(aṭṭhi)。
9)骨髄(aṭṭhimiñjaṃ)。10)腎(vakkaṃ)。
11)心臓(handayaṃ)。12)肝(yakanaṃ)。
13)膜(kilomakaṃ)。14)脾(pihakaṃ)。
15)肺(papphāsaṃ)。16)腸(antaṃ)。
17)腸膜(antaguṇaṃ)。18)胃中物(udariyaṃ)。
19)糞便(karīsaṃ)。20)脳(matthaluṅgaṃ)。
(7-14につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>