南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(7-13)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

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四界分別詳細法

《中部》の《大教誨ラーフラ經》(Mahārāhulovāda Sutta)と《界分別經》(Dhātuvibhaṅga Sutta)の中において、仏陀は、42身分の方法でもって、四界分別を教えているが、同時に《清浄道論》の中においても、説明が施されている。色法の修習を確実に完成させるために、我々は以下の様な討論をしたいと思う。

地界の20の部分

1)頭髪(kesā)。2)体毛(lomā)。

3)爪(nakhā)。4)歯(dantā)。

5)皮膚(taco)。6)肉(maṃsaṃ)。

7)筋腱(nahāru)。8)骨(aṭṭhi)。

9)骨髄(aṭṭhimiñjaṃ)。10)腎(vakkaṃ)。

11)心臓(handayaṃ)。12)肝(yakanaṃ)。

13)膜(kilomakaṃ)。14)脾(pihakaṃ)。

15)肺(papphāsaṃ)。16)腸(antaṃ)。

17)腸膜(antaguṇaṃ)。18)胃中物(udariyaṃ)。

19)糞便(karīsaṃ)。20)脳(matthaluṅgaṃ)。

(7-14につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>