<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
この 20個の身体部分の内において、胃中物と糞便を除いて、その他の18個の部分は、皆 53種類の色法を有している。
すなわち:身十法聚、性十法聚、命九法聚、時節生八法聚、心生八法聚と食生八法聚である。
胃中物と糞便は、ただ時節生八法聚だけで構成されており、故に、八種類の色法しか存在しない。
皮膚の外にある頭髪は、極めて少量の身十法聚でできており、故にこれを識別するのは非常に難しいのである。その為、先に皮膚内部の頭髪の根の部分において、53種類の色法を探す必要がある。爪も同様で、手の爪、足の爪の肉に近い部分において、53種類の色法を探すべきである。
(7-15につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>