『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(7‐15)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
水界の12の部分
身体の内部において、12種類の部分は水界が顕著である:
1)胆汁(pittaṃ)。2)痰(semhaṃ)。
3)膿(pubbo)。4)血(lohitaṃ)。
5)汗(sedo)。6)脂肪(medo)。
7)涙(assu)。8)油膏(vasā)。
9)唾液(kheḷo)。10)鼻水(siṅghānikā)。
11)関節潤滑液(lasikā)。12)尿(muttaṃ)。
膿と尿は、時節生八法聚のみ有する。すなわち、八種類の色法しか存在しない。
汗、涙、唾液と鼻水は、心生八法聚と時節生八法聚で、合計16種類の色法である。その他の6個の身体部分は、53種類の色法で構成されている。
(7-16につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>