南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(7‐15)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

水界の12の部分

身体の内部において、12種類の部分は水界が顕著である:

1)胆汁(pittaṃ)。2)痰(semhaṃ)。

3)膿(pubbo)。4)血(lohitaṃ)。

5)汗(sedo)。6)脂肪(medo)。

7)涙(assu)。8)油膏(vasā)。

9)唾液(kheḷo)。10)鼻水(siṅghānikā)。

11)関節潤滑液(lasikā)。12)尿(muttaṃ)。

膿と尿は、時節生八法聚のみ有する。すなわち、八種類の色法しか存在しない。

汗、涙、唾液と鼻水は、心生八法聚と時節生八法聚で、合計16種類の色法である。その他の6個の身体部分は、53種類の色法で構成されている。

(7-16につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>