<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
八種類の心生色聚
(1)心生純八法聚(cittaja suddhaṭṭhaka kalāpa):
それは基本的には、地、水、火、風、色彩、匂い、味と栄養素という、八種類の完成色(nipphanna rūpa)によって、構成されている。
この種の色聚は、全身のすべての六処と 42身分の大部分に遍満、分布されている。
それらは、観智(vipassanā ñāṇa)を通して、観照される必要がある。
(2)身表九法聚(kāyaviññatti navaka kalāpa):
これは、身体動作を誘発する、色聚である。
それは、最も基本的な八種類の完成色(観智でもって観照されるべきもの)+身表(非完成色~anipphanna rūpa~分析は必要だが、観智によって観照しなくてもよいもの)によって、構成されている。
ここにおいて、あなたは、それらを生じせしめる所の心を、見なければならない。
あなたは、入出息禅支を識別した時と同じ様に、意門において、これらの心を識別し、その後に、一本の指を振って、これらの心念によって生じた所の、無数の色聚を見る事ができなければならない。
それらは、最も基本的な八種類の色法に、九番目の身表を加えたものである、と分析し照見する事。
(7-21につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>
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