<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
二種類の食生色聚
食生色聚は、飲食物を消化する時に生じる。
あなたが、消化の過程を観察する時、あなたが飲食する事によって、身体は、一代また一代と、食生色によって維持されている事を、発見するであろう。
(1)食生純八法聚
(āhāraja suddhaṭṭhaka kalāpa):
基本的な八種類の完成色(nipphanna rūpa)によって構成されている。
その中の第八番目の色は、食生食素(āhāraja ojā)である。これらは観智を通して、観照されなければならない。
(2)軽快性等11法聚
(lahutādekādasaka kalāpa):
基本的な八種類の完成色(観智によって観照されるべきもの)+軽快性+柔軟性+適業性(これらは非完成色である。分析は必要であるが、観智による観照は必要ない)によって構成される。
これらの種類の色聚は、身体が快適さ、軽快さを感じる時に生じる。
例えば、消化が良好な時、これらの食生食素色聚は、容易に全身に拡散される;例えば、栄養のある食物または美味な食物もまたこの様である。
この二種類の色聚は、全身の六処と42身分の大部分に遍在している。それらは。生命体の体内にのみ生じる。
(7-27につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>