<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
第二章:安般念から色、無色界禅まで
《二種類の入門法》
パオ森林僧院の禅修行者は、安般念または、四界分別観(訳者注)を入門の修行法とする事ができる。
後者について言えば、四界分別観の修習を通して定力を育成し、かつ、光が非常に安定しているならば、32身分の修行に転換する事ができ、また、そこから白骨観を経て、白遍処に進んで、第四禅を証得する事ができるし、その後に、慈心観、仏随念、不浄観及び死随念という、四種類の護衛禅と観禅(vipassanā)などの業処を修習し、その後に安般念を修習することになる。
(訳者注)四界分別観の修習は、正師を得ずに、書物の上だけで理解して、自己流に実践するのは厳禁です。四界分別観の修行方法は非常に繊細で、方法を間違えると重篤の禅病になりますので、ご注意下さい。。
(3-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>