<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
白遍第四禅の親依止力(upanissaya satti、近依止力)を擁しているため、また、観智がすでにその定力を更に安定化させているため、(+修行者は)非常に簡単に、一回、または二回の座禅・瞑想の時間の内に、安般念を成就する事ができる。
《大教誡ラーフラ經》(Mahārahulovāda Sutta)の中において、この種の修行方法の例を、見ることができる:
仏陀はラーフラに、先に六界禅を教え、その後に安般念を教えた。
こうしたことから、もし、定力が安定しているのならば、一つの業処から、別の業処へと修習を転換する事ができる(+事が分かるのである)。
(3-3につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>