翻訳『禅修指南』(3-17)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
この様に努力する時、それは、益々白くなっていく。
それが、綿花の様な白さになった時、それは「取相」である。
あなたは決心して、心を平静に保ちながら、白色を呈する「取相」に、一時間、二時間、三時間またはそれより長く専注する。
もし、この様にできたならば、あなたはそれが、清浄で、光明で、極めて明るく輝いている事に気が付くであろう。
この時、それを「似相」と呼ぶ。
この段階に到達すると、心を「似相」に一時間、二時間、三時間と、(+より長く)専注を保持できる様にと決意し、またその様に決意した後、成功するまで修習する。
(3-18につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay