<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
《五根のバランス》
五根とは、心を調伏し、心をして、正道から離れない様に、定、慧及び涅槃に向かわせる様にする所の、五種類の力の事を言う。
五根のうち、信とは、三宝があること、業とその報いがあることを、正しく信じることを意味するが、最も重要なことは、仏陀が確実に、すでに証悟を得たという事を、信じる事である。
その理由は、もし、人に正信が欠けるならば、彼は、禅の修行を、放棄するであろうから。
彼は仏陀の教法は、10の部分から構成されていることを信じる必要がある。
それはすなわち:四道、四果、涅槃及び教理である。
仏陀は我々に、禅修行の順序・次第を教えたが、この段階におけるキーポイントは、法に対して、深く確信することである。
(3-20につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay