Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳『禅修指南』(3-25)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《七覚支のバランス》

止禅において、ジャーナを獲得するためには、七覚支をバランスする事は、非常に重要である。

1、念覚支:正念。また、不断に継続的に、似相を覚照する事。

2、択法覚支:似相を知見する事。

3、精進覚支:似相において、諸々の禅支を策励し、かつバランスする事。

4、喜覚支:似相への歓喜の心を受用する事。

5、軽安覚支:似相において身心(=心と心所)が軽安である事。

6、定覚支:似相において、一心に専注する事。

7、捨覚支:心の平等、興奮しない事、また、似相から退出しない事。

(3-26につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版

中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>