<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
二番目の回答方法。
分析と思考を必要とする質問。
例えば人が、以下の様な質問をしたとする:
「アングリマーラは、阿羅漢を成就する前は、一人の残忍な殺人者であった。彼は、阿羅漢になる資格など、ないではないか。」
殺人者には、阿羅漢になる資格があるか、それともないか?
この問題は、分析と思考を必要とするが故に、いきなり「Yes」または「No」と答える事はできない。
もし、そうするならば、間違った回答を答えてしまうであろう。
各種の主観と客観的な条件を分析し、思考を経て後初めて、殺人者がこの一生において、阿羅漢になる資格があるかどうかの答えが得る事ができる。
(B- 4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>