<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
次に、(座禅堂の中において)あなたの前に座っている禅修行者の 32身体部分を、修習の(+対象として)転換する。
迅速に、頭髪から尿へと照見する。
もし、この様に外観をすることができたならば、己自身の 32身体部分を内観し、次に再び、当該の人物の、32身体部分を外観する。
この様に、不断に照見の対象を交代する。
もし、そのことに成功したならば、座禅堂にいる、その他の禅修行者の、32身体部分を、逐一照見する。
しかしながら、この修習は想像によってではなく、必ずや、光によって、実際に照見しなければならない。
それはちょうど、懐中電灯でもって、物を照らすが如くである。
もし、この様にできたならば、内観と外観を、逐一実践する。
その後、光を座禅堂の外にいる人物と動物、その 人物の 32身体部分及び、動物の 32身体部分に向ける。
この様に外観の修習を実践して、光を(+投射して)、遠くまで、照らせれば照らせるほどよい。
もし、この修習に成功したならば、あなたは遍禅の修習に転換する事ができる。
多くの禅修行者の体験への、研究を通して知ることが出来るのは、32身分から遍禅の修習に転換する方が(+他の方法から転換するより)比較的容易である、という事である。
(3-38につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay