<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
《白骨観》
あなたは、32個の部分を、一つの全体と見做すか、または、その中の一つの部分を取り出して、不浄観の修行の対象とする事ができる。
我々は、どの様にして、32身分の中の一つである白骨観を修行するのかを、ここで解説する。
この法門を修行する前に、あなたは先に、安般念に戻って修行し、定力を、再び、第四禅にまで上げておく。
定力の光が明るく輝いて、四方に放射する時、先に、己自身の 32身分を識別し、その後に、あなたの近くの人、または衆生の 32身分を識別する。
その後に、己自身の全身の骨格を、一つの全体と見做し、智慧で以て、これを識別する。
この様に、内外において、一回または二回識別する。
あなたは、全身の骨格が見えた時、骨格の不浄・厭うべき相を対象として、下記の語彙のどれか一つで以て、心内において、何度も黙然する:
「嫌悪(=厭うべき)、嫌悪」(paṭikūla、paṭikūla)、または「厭うべき骨、厭うべき骨(aṭṭhikapaṭikūla)、または「骨、骨」(aṭṭhika aṭṭhika)と。
(3-43につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay