<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
3、無所有処定(第七禅定)の修法
The Base of Nothingness
①(一分間)白遍初禅に入り、その後、禅支を調べ、思惟する;
(一分間)第二禅に入り、その後、禅支を調べ、思惟する;
(一分間)第三禅に入り、その後、禅支を調べ、思惟する;
(一分間)第四禅に入り、その後、禅支を調べ、思惟する;
②(五分間)空無辺処定に入り、出定後、二つの禅支を調べ、思惟する(方法は前と同じ)。
③(10分間)識無辺処定に入り、出定後、二つの禅支を調べ、その後に思惟する:「識無辺処は空無辺処に近い。不快である。無所有処は比較的安寧で静か、快適である。」
④注意力を面前に戻し、心で思う:「私が識無辺処に入る時、空無辺処禅心は存在しない。というのも、一心は二つの所縁を取らないが故に。
このことから、空無辺処禅心の不存在を知っているのは、無所有である。」
⑤(二時間、三時間、四時間後)出定して、二つの禅支「捨、一境性」を調べる。
まずは熟練するまで練習する。
(+一回の座禅・瞑想で)どれだけの時間取り組むかを、決める必要はない。
熟練した後、「無所有処定」の修習をする。
(4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>