<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
★【観禅の正確な修行方法】
次に、観禅を紹介する。
禅の修行は、止の修習と、観の修習しかない。
そして、我々は、観禅 vipassana を主にしている。
というのも、観禅 vipassana は、仏陀ご在世の時代、仏陀が特別に開示した所の、解脱できる方法であり、故に、観禅は、必ず学ばなければならないものである。
真正なる観禅の目標は、究極法であり、概念法は所縁になり得ない。
例えば、歩く事、食事する事、この事は観禅の所縁とはなり得ない。
歩く時は歩くを知って、食べる時は食べるを知って・・・これは観禅の目標ではない。
これはただの、如理作意に過ぎない。
観禅の目標は、ただ四種類の究極法があるだけである。
1)28種類の色法、
2)89種類の心法、
3)52種類の心所法、
4)涅槃・・・である。
観禅とは、主に色蘊(28種類の色法)、名蘊(89種類の心法、52種類の心所法)、すなわち、名色法(+を目標にするものである)。
(6につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>