南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

本雅難陀禅師アメリカ法話第一集-33

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

▲瞳孔の所で「四大に対して注意を払った」後、透明色聚の一つを取ったなら(=透明色聚見つけたならば、の意)、急ぎ、色聚の中の、以下のものを確認する:

地=硬い、粗い、重い、柔らかい、滑らか、軽いの、6個の特徴。

水=流動性、粘着性。

火=熱い、冷たい。

風=推進力、支持力。

色彩=色聚の色彩。

匂い=その色聚の中に淡い臭みがある。甘い香りではなく、全身の体臭の様でもなく、定力がよければ、淡い臭いを感じることができる。

味=舌の所で、渋い味を味わうことができる。

食素(栄養素)=色聚の中の栄養素。粘々している。卵黄の様に粘々している。

命根は、「色命根」、「心命根」の二種類がある。動いており、生きている感触がある。

人によって、感じ方が異なる。

第10法「眼浄色」=前面に見える一塊の色聚の色彩。その色聚を確認する時、キラっと、発光するかどうか確認する。

これが、前面の色所縁・・・色彩が、眼浄色を打ったのである。

・・・以上が、「眼10法聚」の修法である。

(34につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>