<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
《十遍》
遍禅には、四種類の色彩がある、
すなわち:
白、褐色、黄色、赤である。
褐色(nīla)と訳されている色彩は、黒色または青色とも、訳される。
この四種類の色遍は、身体の、異なる部位の色を採用して修行するもので、初禅~第四禅まで、到達する事ができる。
《アビダンマ》の註釈によると、髪の毛、毛(=体毛)、黒い眼球の色彩は、青遍(ママ)の修行に使える;
脂肪の色彩は、黄遍の修行に使える;
血液と筋肉の色彩は、赤遍の修行に使える;
身体の骨格、歯と爪の白色は、白遍の修行に使える。
(3-50につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<本雅難陀尊者著『禅修指南』Meditation Guide 第二版
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>