翻訳『禅修指南』4‐31
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
慈心観は、瞋恨を取り除く最上の武器である;安般念は散乱を取り除く最上の武器である。
また、禅修行者の修行において、その信心(=自信・確信)が後退して、心内が暗くて鈍くなる時、仏随念を修行するのがよい。
禅修行者において悚懼感に欠ける時、かつ、修行に尽力するのを嫌気がさす時、彼は死随念の修行をするのがよい。
これまで、四梵住と四護衛禅の修行の方法を紹介した。次に、四界分別観と、各種の色法の分析から始めて、どの様にして、観禅を修行するのかを説明する。
先に止禅と観禅の関係性を説明する。
(4‐32につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さいhttp://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.htmll
<本雅難陀尊者著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>