<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
《意門善速行心路過程の識別》
ジャーナ名法を識別した後、禅修行者は必ずや、更に一歩進んで、色法を所縁として取る名法を識別しなければならない。
これらの名法の中において、先に、法所縁に属する色法を所縁として取る所の、意門心路過程を識別するのが比較的容易である。
法所縁に属する色法とは、五浄色と16微細色であり、それらの中において、11種類は真実色法であり、10種類は非真実色法である。
一つひとつの色法を所縁として取る所の、名法を識別しなければならない。
もし、意門転向の確定作用が、如理作意を擁するのであれば、善速行は生起するが、反対に、もし不如理作意であれば、不善速行が生起する。
(8-30につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html
<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版 中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>