<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
10個の結の生起
《大念処経註》の「法随観篇」において、10結(saṁyojana、結縛、すなわち、不善法)がどの様にして、色所縁を目標に取る事によって、生起するのかに、言及している。
もし、この点を理解する事ができるならば、10結が、如何にして、その他の 27 種類の色法を所縁とする時に生起するのかを、理解し、識別する事ができる。
故に、ここにおいて、10結は、如何にして、色所縁を目標に取って、生起するのかを解説する。
1、欲貪結(kāmarāga saṁyojana):
極度に、楽色所縁を浄(subbha、美)とする為に生起する。
(8-43につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html
<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版 中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>