今日は、Paññādhika Sayalay という法名について。
Pañña + adhika となります。
意味は
Pañña(パンニャ) = 智慧 (日本で<般若の智慧>と呼ばれている、無常・苦・無我の悟りを伴った智慧の事)
adhika = 増上
Sayalay(緬甸語) = パーリ語ではメーティラシン
(=戒を守ると誓った女性、の意)
Paññādhika は、 大長老 パオ Sayādaw につけて頂いた法名です。
1999年、パオ森林僧院にて、短期出家を願い出ました。
パオ Sayādaw の指示に従って、長老尼 Agga Sayalay に頭を剃って頂き、法服に着替えて、山上に居住の Sayādaw に、出家の報告に行きました所、
Sayādaw が
『あなたの法名は Pañña adhika で、その意味は sharp wisdam である』
と紙に書いて、渡してくださいました。
残念ながらその記念の品は、今は手元にありませんけれど。
纏めますと:
1999年に、下調べの為、パオ森林寺院に滞在し、短期出家して、3か月後に還俗して、帰国。
この時、Paññādhika Sayalay の法名を頂戴しました。
2001年に、再び同院にて出家。2年間修行し、還俗して、帰国。
2015年、モービー僧院の住職 クムダ Sayādaw の下で出家、現在に至る。
この時、クムダ Sayādaw と相談の上、法名は、パオSayādaw に命名して頂いたものを、そのまま踏襲する事にしました。
私は、この法名が大変に気に入っています、その為、私の庵は<般若精舎>と命名しました。
Paññādhika Sayalay も、般若精舎も、なんだか恰好良すぎて、ちょっと面はゆいですけれど(笑)
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>