下の写真は
『入菩薩行論』
寂天菩薩(シャンティデーワ)著
貢葛旺秋(gong ge wang qiu) リンポチェ 解説
張恵娟居士 訳
この仏教書も、台湾で出版されたもので、昨日紹介しました『摂阿毘達摩議論表解』と同じ大きさの大型本。もちろん、無料で配布されたものです。
菩薩行は、大乗の占有ではなく、テーラワーダ(南伝仏教)にも、南伝菩薩道論があります。大乗菩薩行は、より古い南伝菩薩道を下敷きに、時代に対応する様、手を加えたものと思われます。
どちらにせよ、菩薩道を歩みたい者は、菩薩行(道)論を学び、実践する事になります。パオ・セヤドーによると、菩薩行は大変な辛苦を伴い、どの様な困難にも耐えうる決意が必要なのだそうです。
強い意志と勇気、徹底的に利他に生きんとする者、我と思わん者は、是非。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>