南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳『親知実見』Knowing and Seeing#22-1

第二講 如何にしてその他の業処によって安止定を育成するか

前回の法話の中において、我々は、如何にして入出息念を修習して、第四禅を証得するところまで到達するのかということと、如何にして五自在を練習するのかを討論し、また、禅定の光が輝き、明るくかつ燦爛とする時、もし、禅修行者が希望するならば、観禅に転換する事も可能であると、話した。

但し、禅修行者は、この段階において、引き続き止禅を修習する事もできる。本日、我々は、如何にしてその他の業処:32身分、白骨想、十遍(kasiṇa)などを修習するのかを検討する。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>