上述の順序で識別するが、一回に一個を識別する事。
明るい鏡の中の己自身の顔を照見しているが如くに、一つ一つの部分を明晰にはっきりと識別する事。
この様に修行する時、もし、禅定の光が暗くて淡いならば、識別している身体もまた不鮮明になる。この時、あなたは、再度入出息第四禅に入り、禅定の光を再度明るく輝くものにして、その後に、再度、身体の部分毎の識別に戻らなければならない。
毎回、禅定の光が暗くて淡くなった時には、必ずこの様にしなければならない。
頭髪から尿に到るまで、または尿から頭髪までの純順序で練習して、透視する智慧でもって、一つ一つの部分をはっきりと鮮明に見ることができる様になる事。
これを熟練するまで修行する。