Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳『親知実見』#22-9

骨格の厭悪似相に専注する事を通して、初禅を証得することができる。初禅には以下の様に五禅支がある:

1)尋(vitakka):心をして、骨格の厭悪似相に導き、かつ安置せしめる。

2)伺(vicāra):心をして骨格厭悪似相において、維持せしめるの。

3)喜(pīti):骨格の厭悪似相を喜ぶ。

4)楽(sukha):骨格の厭悪似相の楽しさを体験する。

5)一境性(ekaggata):一心に、骨格の厭悪似相に専注する。

あなたは、同様の方法を用いて、身体のその他の部分の厭悪相を対象にして、初禅を証得することができる。