南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳『親知実見』#23-3

あなたは、先に、外在の骨格の厭悪相を識別して、当該の相が安定して強固である様にし、かつ、骨格の白色が更に鮮明である様にする。

その後に、あなたは、厭悪の概念を「白、白」に転換して、白遍の修習とする。

もし、外在の骨格の白色を所縁として取るとして、あなたは、心をして平静にせしめて保持し、一時間または二時間専注する。

入出息第四禅の定力の力と推進力によって、あなたは、あなたの心が平静に、白色の所縁に専注するのを発見するであろう。

あなたは、白い色に対して、一時間または二時間専注した後、骨格が消失して、白色の円相のみが残されている事を発見するであろう。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>