Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳『親知実見』#29-22(155/446)

如何にして不浄を修習するか

二番目の護衛禅は、死体に対して不浄(asubha-bhāvanā)を修習するものである。

不浄を修習する為に、あなたは再度入出息または白遍第四禅に入り、禅定の光をして、輝かせ、明晰にする。その後に、当該の光を運用して、あなたの記憶の中で、見たことのあるものの内の、最も醜い同性の死体を照らす。禅定の光を運用して顕現させた所の死体は、あなたが過去において、己自身自らみたものと寸分たがわない(ものとする)。

それが明晰になった時、可能な限り、それが最も厭悪なる様相で顕現する様にし、それに対して「厭悪、厭悪」(paṭikkūla、paṭikkūla)<注136>と専注し、かつ黙然する。

死体の厭悪の相を所縁として専注し、取相(uggaha-nimitta)が、似相(paṭibhāga-nimitta)になる様にする。

取相とは、あなたが過去において、己自身自ら見た所の死体と同じ映像で、醜悪で、恐ろしく、おどろおどろした様子を言う。しかし、似相は、肢体が肥満した人が、満腹になるまで食べて、そこに横たわっている様に見える。

初禅を証得するまで、当該の相に専注し、その後に五自在を練習する。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>