三種類の修習とは:
1)予作(予備)修習(parikammma-bhāvanā)
2)近行修習(upacāra-bhāvanā)
3)安止修習(appanā-bhāvanā)
予備定の所縁は、予備相、取相で、偶に似相である事もある。予備修習とは、予備定の事である。
真正の近行定と真正の近行修習は、安止定(ジャーナ)と非常に近い。故に、それらは「近行」と呼ばれる。
しかし、安止定の前の、似相を所縁とする重厚で、かつ強力で安定している定力は、暗喩的に近行定または近行修習と呼ばれる事もある。<注142>。
完全に育成された予備定または刹那定は、近行定に転向することができる;
完全に育成された近行定は、安止定(ジャーナ)に転向することができる。
<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>
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