この種の禅修行者が、未来世(来世)において、天人に生まれ変わった後に、獲得することのできる利益に関しては、仏陀が《増支部・四集・入耳経》(Sotānugata Sutta)の中において、以下の様に言う:
”So muṭṭhassati<注147> kālaṃ kurumāno aññataraṃ devanikāyaṃ upapajjati.
Tassa tattha sukhino dhammapadā plavanti.
Dandho bhikkhave satuppādo、
atha so satto khippameva visesagāmī hoti.”
「比庫たちよ。
已に教法を聞きし。多く誦を習し、思惟し、かつ、観智でもって徹底的に知る凡夫、彼は、死後、天界の一に生まれ、そこにおいて、諸々の行法は、心中において、明晰に顕現する。
彼は、ゆっくりと法義を思惟するか、または、観を修するが、しかし、非常に早く涅槃を証悟することができる。」(A.4.191)<注148>。
<翻訳文責 緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>
。
”。