Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳『親知実見』#33-34

如何にして命根色と性色を識別するか

命根(jīvitindriya)色は、唯一、業生色を維持する、その意味はすなわち、業生色聚の中においてのみ、存在する、という事である。

前に述べた通り<注198>、すべての明浄色聚は、みな、業生に属しており、故に、明浄色聚の中において、命根色の識別を開始する事は、最も容易な事柄である。

一粒の眼10法聚<注199>を識別すると、命根色が、ただ、所在する所の色聚の中において、色法を維持しているのが見えるが、その他の色聚の色法(を維持しているの)ではない(ことが分かる)。

次に、あなたは、非明浄色聚の中の命根を識別する様、チャンレンジしなければならない。

身体の中では、三種類の非明浄色聚が、命根色が存在している:

1)心10法聚<注200>(hadaya-dasaka kalāpa):

心臓の中にのみ、存在する。

2)性10法聚<注200>(bhāva-dasaka kalāpa):

全身に分布している。

3)命根9法聚<注200>(jīvita-navaka kalāpa):

全身に分布している。

命根9法聚または性10法聚の中において、命根色を識別する事を開始するのは、最も容易な事柄である。

この二種類の色聚を区別する為、あなたは、性色(bhāvarūpa)を探す様にチャンレンジする。

あなたは、先ほど、すでに、目の中の一粒の明浄色聚の中にある命根を識別することができた。今、引き続き、目の中において、一粒の、命根を擁する所の、非明浄色聚を探す。

当然、命根9法聚と性10法聚は、六種類の感官の中において、見つけることができる。というのも、二者は同じ一つの場所に同居しているが故に:

もし、性根色を擁しているならば、それは生根10法聚であり、もしそうでなければ、命根9法聚である。

この種の方法でもって、性根が識別できるまだ、その他の非明浄色聚を識別する。

次に、耳、鼻、舌、身体と心臓の中の色聚の中において、それを探す。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>