翻訳『親知実見』#33-44
また、食生食素が、目の中の心生食素八法聚(cittaja ojaṭṭhamaka kalāpa)の中の食素に出会う時、二、または三代の食生食素八法聚を生じることができる。この多くの代の新しい色聚の中において、その時節は同様に、多くの代の新しい色聚を生じせしめることができる。
このほかに、二種類の食生食素八法聚が存在する:先に存在したものと、新生のものと。
先に存在した食生食素は、新生の食生食素八法聚の中の食素と消化の火に出会う時、10から12代の食生食素八法聚を所持せしめることができる。そして、その中の時節は、同様に、多くの代の新しい色聚を生じることができる。
すべての情況下において、どの様な色聚(業生、心生、時節生または食生)の食素であっても、ただ、消化の火の支援の下二番目おいてのみ、再生することができる。
目の中のすべての類型の食素八法聚を識別し、それらが、如何にして生じ、それらが生じせしめた所の、色聚の中の色法は、如何にして再生するのかを、識別したならば、あなたは、目の中の54種類すべての色法の識別を完成したのだと言える。
あなたはまた、同様の方法でもって、その他の五種類の感官(耳、鼻、舌、身体と心臓)の中のすべての色法を識別しなければならない。