Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳『親知実見』#34-1

<#34>シリーズは、中国語原文<P178~P223>までの、脚注の翻訳です。

<注153>=異なる種類の色法を識別する事の必要性に関して、仏陀は《大牧牛者経》(Mahāgopālaka Sutta)の中において、教導している;中国語原文P 33に当該の經を引用した。「処」と「依処」の区別は、中国語原文脚注22、P 26山椒の事。

<注154>=色聚と究極色法の区別は、問答7-6、中国語原文p363参照の事。

<注155>=界(dhātu):これ以上、分割する事ができない元素、物質。《多界経》(Bahudhātuka Sutta)(M 3.125)。参照の事。《清浄之道・界詳論》は、「界」を「己自身の自性を保持しているが故に界と為す。」と説明する。(attano sabhāvaṃ dhārentīti dhātuyo)(Vm.518)。

<注156>=問答2-2、中国語原文P 126参照の事。

<注157>=所造色:己自身を源とし、四大種に依存するが故に、この名がある。

<注158>=パーリ語の、異なる類型の色聚に対する命名の方法は、「XをY番目の色聚」である。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>