<注208>=業生色の簡単な説明に関しては、中国語原文p184と、その後に記載される内容を参照の事。
<注209>=業生(kammaja)色聚の中の火界(tejo)は、五代の時節(utuja)色聚を生むことができる:
業生→第一代の時節生→二代目の時節生
→三代目の時節生→第四代目の時節生→
第五代目の時節生。
<注210>=食生色の簡単な説明に関しては、中国語原文p189及びその後に記載される内容を参照の事。
<注211>=業生色の簡単な説明に関しては、中国語原文p184及びその後に記載される内容を参照の事。
<注212>=先の食生色聚。中国語原文p220参照の事。
<注213>=食生食素と消化の火は、支持因に属する。眼10法聚の中の食素は、生因に属する。
<注214>=《界分別經》(Dhātuvibhaṅga Sutta)。火界を以下の四つとする:
1)温暖の火;2)老いまたは成熟の火;
3)発熱の火;4)消化の火。
風界を以下の六つとする:
1)上行風;2)下行風;3)腹内風;
4)腸内風;5)肢体循環風;6)入出息。
<注215>=詳細は、「如何にして思惟智を育成するか」中国語原文p330を参照の事。
<注216>=識別する為に二種類の方式:聚思惟(kalāpa sammāsana)と逐一法観(anupada)。《清浄之道・道非道智見清浄品》(Maggāmaggañāṇa-dassanavisuddhi niddesa)(Vm.692)参照の事。または、《逐一経》(Anupada Sutta)(M.3.93 )参照の事。問答4-6でも、当該の經文に言及したことがある。中国語原文p242及び、その後に記載される内容を参照の事。
<注217>=色法の識別を完成させた後、禅修行者は、すでに、すべての完成色(四大種と前に述べた14種類の所造色)及び10種類の非完成色の中の9種類(「色集積」参照の事)を識別し終えた。
<注218>=触:身識の所縁は、単独の一界ではなく、四大種の中の地、火、風の三界である。
食素はまた食色(āhārarūpa)とも呼ばれる。
命根は、命色(jīvitarūpa)とも呼ばれる。
心色は、心処(hadayavatthu)とも呼ばれる。
性色は、性根(indriya)とも呼ばれる。
その他の呼び方をされる可能性がある。
<注219>=空界:色聚の間の際、界の限界、色聚と色聚の区別するもの。
色軽快性/色柔軟性/色適業性:唯一、心生、時節生と食生色法の中にのみ、存在する。
色積集:胎児における、身体諸根の発生。唯一、縁起の修習の時においてのみ、識別することができる。(「如何にして過去世を識別するのか」中国語原文p295を参照の事);
色相続:色積集の後、色法が生起する;
色無常性:色法の壊滅(bhaṅga)。