南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳『親知実見』Knowing and Seeing#35-10

次の、四つの不可数(asaṅkhyeyya)及び10万大劫(kappa)の期間、すなわち、燃灯仏の時代から、カッサバ仏の時代まで、我々の菩薩は、9生において、仏陀の教導の下において、出家し比庫となった。毎回の人生において、比庫となった時、我々の菩薩は、7種類の修行<注226>を実践した:

ⅰ)三蔵仏語<注227>の暗誦(Tepiṭakaṃ Budhiavacanaṃ uggaṇhitvā)

ⅱ)四種類の遍浄戒<注288>において、善く住する(catupārisuddhi sīle supatiṭṭhāya)

ⅲ)13頭陀支を受持する(terasa dhutaṅgāni samādāya)ⅳ)林野<注229>に住する(araññあṃ pavisitvā)

ⅴ)八定(aṭṭha samāpattiyo)

ⅵ)五神通(pañca abhiññā)

ⅶ)随順智<注230>を得るまで(yāva anulomañānāṃ)、観禅を育成する(vipassanaṃ vaḍḍhatvā)。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>