Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

般若の独り言~ハワイのフラ(カネ・カヒコ)

携帯電話を手に入れてから、一月ほどになりました(注1)。

携帯の名義は次男で、先日次男から 『1ギガ使った?』 と問い合わせがきました。

1ギガ以上使っても、費用は発生しませんが、一応、

ご注意!ご注進!

という事らしいです。

2週間ほどで、1ギガ使ったのは、実は、ハワイのカネ・カヒコ(男性によって踊られる古典フラ。最近は女性も踊る)の動画を見たせいです(注2)

テーラワーダの出家者は、歌舞音曲禁止ですが、ハワイのフラ、元々は、神様に捧げる為の踊りですし、

特に、天才Kumu、Mark Ho'omalu 氏が率いる

Academy of Hawaiian Arts AHA

のフラは、ハワイ文化と民族の復興の願いと思想に基づいており、単なる娯楽でない、と私は思っておりまして、たまに、Youtubeで見ます。(注3)

う~~ん、

Ho'omalu氏のチャント。

大きなひょうたんの太鼓をたたきながら、独りでチャントを歌う氏、その息もつかせぬ疾走感、

男性ダンサー(赤いフンドシ一丁スタイルや腰みのスタイル)も、女性ダンサー(王朝時代の豪華衣装?)も、

力強くて、恰好よすぎ!

(注1)以前は、「携帯電話、別に持たなくてもよいじゃん」 と思っていたのですが、PCの調子が悪い時の代替え、車で遠出した時の、万一の事故対応等で、あればそれなり便利かな、と思う様になりました(外出先で、公衆電話が全然見つからないですし)。

(注2)ハワイで踊られるフラは、日本では、フラ・ダンスと呼ばれますが、フラがすでに<ダンス>の意味なので、フラ・ダンスと言うと、ダンスダンスとなり、余りよくないと思います。韓国料理のチゲ鍋も、鍋鍋という意味になり、ちょっと変、なのだそうです。

(注3)アメリカがハワイを占領してアメリカ領にした時、ハワイのフラも禁止しました。Ho'omalu氏率いるフラの舞台に、よく、カメハメハ大王の肖像が掲げられるのは、ハワイ文化の復興を願ってのことだと思います。

<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>