修行の基礎
まず先に、我々は、戒を学び、かつ、戒を持さねばならない。もし、戒学を理解しないならば、我々は、己自身の行為を浄化することができない。
次に、我々は、心をコントロールし、心をして専注せしめる為に、止禅を学ばなければならない。もし、止禅を理解しないのであれば、如何にして己自身の心をコントロールするのか?その後、我々は、如何にて智慧を育成するのかを学ばなければならない。もし、慧学を理解しないのであれば、我々は如何にして慧を育成するのか?
故に、我々の行為を浄化する為、我々の心をコントロールする為、かつ、我々の智慧を育成する為、先に心を込めて、仏法を学ばなければならず、次には、阿羅漢かを証悟するまで、それらを実践し、育成しなければならない。
仏陀は、《大般涅槃経》(Mahāparinibbāna Sutta)の中において、彼の弟子に対して、以下の様に、何度も策励している:
”Iti sīlaṃ、iti samādhi、iti Paññā.
Sīlaparibhāvito samādhi mahapphalo
hoti mahānisaṃso.
Samādhiparibhāvitā Paññā mahapphalā
hoti mahānisaṃsā.
Paññāparibhāvitaṃ cittaṃ sammadeva
āsavehi vimuccanti、
seyyathidaṃ - kāmāsavā bhavāsavā
diṭṭhāsavā avijjāsavā.”