<#54-1>は、中国語原文p428~p430の脚注の翻訳です。
<注434>=<説取業処品>(Kammaṭṭhānaggahaṇaniddeso)(Vm.47)
<注435>=ここで列挙している経典の出所は、ただ例を列挙したにすぎない。更に多くの経典が、これらの業処に言及している。
<注436>=《清浄之道》においては、「身至念」とは、特に、32身分業処の事を指す。しかしながら、仏陀の言う身至念は、非常に多くの含意を擁する。たとえば、《長部・大念処經》(Mahāsati-paṭṭhāna Sutta)において、仏陀は32身分を含む、14種類の身随観を教導した。一部分を開示して、開示が終了する度に、仏陀は「比庫は、かくの如くに、身において、身を随観して住む。」と言った。また《中部・身至念經》(Kāyagatāsati Sutta)においては、四種類の色界ジャーナをも、含む。
<注437>=これは、涅槃の功徳を随念するもの。
<注438>=《カーラーマ経》(Kālāma Sutta)
<注439>=Pāsarāsi Suttaとも言う。
(『親知実見』翻訳完了。2021年7月17日)