Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

慈悲は充分

とおりすがり様へ

本日早朝、とおりすがり様のコメント、読みました

(「当ブログ閉鎖します」下部コメント欄ご参照の事)。

【ブログの閉鎖に驚いた、

任に堪えないなどと言っていない。

慈悲があるなら、ブログを楽しみにしている人たちのためにも続けて欲しい】

との事ですが・・・

私は、ブログ内で、再三再四、何度となく、

翻訳文の、誤字、誤訳は、<菩提樹文庫>管理人様に校正して頂き、図表を添付した完璧なものを<菩提樹文庫>において、PDF版でUPする、

菩提樹文庫>にPDF完成版をUPするので、楽しみに待って欲しい

と書いてきました。

これは、一人で翻訳していると、誤字、誤訳は、どうしても免れない事、翻訳者が自分で自分の翻訳文を校正するのは、ある種の限界のあることを自覚している為、その様にアナウンスしてきたものです。

しかし、通りすがり様は、

阿拉漢と阿羅漢の表記の揺れ

(これは、<菩提樹文庫>管理人様が、校正の時に、一括変換すれば解決します。ブログ上の翻訳文の内容を、理解するのに、何か困難がありますか?)、

〈Sの下点〉がどうしたとか

パーリ語のローマ字表記に〈Sの下点〉などありません)、

unicodeを使いなさい、とか・・・

第六結集版の話まで動員されて・・・

(この様な知識は、通常、仏教大学でも行かない限り、持ち得ません。パオ森林僧院の様な、専修道場で学ぶ事ではありません。第六結集を知らなくても、翻訳は出来ますし、サマタ・vipassanā の修行もできます。)

私は

原始仏教&パオメソッドが好きであること、

日中のバイリンガルであること。

世の中に、原始仏教、アビダンマのあるを知れば、励まされる人がいるであろうこと】

それだけを心に翻訳を続けてきましたが、これほど多くの、(意味不明の)注文を付けられては、息切れがして、これ以上は無理、という結論に至りました・・・72歳の老サヤレーは、余りの多くのダメだしに、任に堪えないと同等の、圧力を感じたわけです。

 

『アビダンマそもそも』『仏教そもそも』その他、翻訳のリクエストのあったものは、申し出をされた方々に、ワードで翻訳したものを、個別に手渡しします。

20年に亘って、30冊前後の仏教書を翻訳し、その内、23冊が<菩提樹文庫>に掲載されています。

もう充分でしょう。

追伸:コメント欄は閉鎖しました。これより以降、コメント頂きましても、回答は、致しかねます

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/

Paññādhika Sayalay般若精舎>